富山県内の主な海水浴場について – （一社）富山県ライフセービング協会

富山県内には、主な海水浴場として8つの浜があります。
富山県内の臨海部9市町について、西から東の順で列挙していきます。（富山県としては15市町村あります。
※コロナ禍につき、2022年度において海水浴場として開設されない場合もありますので、別途ご確認ください。

富山県内の主要海水浴場　（富山県庁WEBより、当協会調べ）

富山湾の海底地形（富山県庁より）
富山湾の海底地形（富山県庁WEBより引用）

＜富山県西部（呉西）＞
1 氷見市小境
2 氷見市島尾
3 高岡市雨晴・松太枝浜
※射水市には主要な海水浴場ナシ

＜富山県東部（呉東）＞
4 富山市八重津浜
5 富山市岩瀬浜　【富山LSC】
6 富山市浜黒崎　【富山県協会主管ベーシックライフセービング講習会開催の浜】
※滑川市には主要な海水浴場ナシ
7 黒部市石田浜
※入善町には主要な海水浴場ナシ
8 朝日町宮崎・境海岸（ヒスイ海岸）

この8つの海水浴場については、富山県ならびに富山市の保健所にて水質測定が行われ、その結果が富山県庁のWEB等にて開示されています。

■主な海水浴場が存在しない市町について

富山県海岸保全基本計画（リーフレット）7ページより引用
（リーフレット）ゾーン区分と海岸保全の方向

富山県の例規集では、お隣の石川県でいう「海水浴場に関する条例」のような条例は確認できませんでした。
高岡市には伏木富山港（伏木）がありますが、西端の国分港・国分海浜公園前の浜は、海水浴に供されることがあるようです。
射水市は、港湾法上の国際拠点港湾、港則法上の特定港である伏木富山港が存在し、マリーナ等は整備されているものの、主要な海水浴場は存在していないようです。
海老江海浜公園前の海岸は、海水浴場として利用されることがあり、射水市のWEBでもそのことが確認可能です。※2021年度は海水浴場としては不開設でした。
滑川市は、侵食・越波被害や寄り回り波対策等の理由により海岸線に全面的に消波ブロックや離岸堤・潜堤等による護岸工事が施され、主要な海水浴場は存在していないようです。
入善町は、侵食・越波被害や寄り回り波対策等の理由により海岸線に全面的に離岸堤が設置されており、主要な海水浴場は存在していないようです。

消波ブロックや離岸堤・潜堤等の周囲は、潮の流れが独特かつ複雑で、かつ離岸流が発生しやすいことから、遊泳区域には指定されないことが多いのが現状です。